皮膚だけでなく、臓器もボロボロ。今はすっかり元気になりました

メダカの学校を知る前

高校に入学して数ヶ月もしないうちに、私の顔には以前とは比較にならないほど吹き出物「ニキビ」が広がり、それらがつぶれた痕で表面は凸凹になり、しまいには頭皮に膿がたまり切開せざるをえない事態にまでなったしまいました。急激に生活サイクルが変化したと同時に食生活の乱れが著しくなり体に負担を強いた結果が、もともと弱い部分であった表面の皮膚に一気に現れてきたのです。身体面での健康が大きく損なわれたことは、やがて精神面にも悪影響をおよぼしました。 心身ともに疲れた状況では他人への思いやりや感謝の気持ちが希薄になっていくとともに、ささいなことでもすぐに腹をたててしまうなど、充実感を感じることのない状態が長く続くことになってしまったのです。

 

メダカの学校との出会い

このままではいけないなという思いが徐々に強くなっていたとき「今のうちに体をちゃんと治しておかかないと苦労するのはあなただよ、ここに行ってみることを考えたほうが良い」と母に強く勧められたのがメダカの学校でした。遠藤先生が沖縄で講演された際に「いつか行ってみたい」と母が持ち帰ったパンフレットに載っていた重度のアトピーの方の綺麗になった姿に衝撃を受け、堂場にお世話になることに決めました。

 

メダカの学校で学んだ事

堂場での生活はいろいろな学びにあふれていて、私自身食事の際に遠藤先生が話されていた事から多くを吸収しようと、いつも自分のことだと思って聞いていました。その中でも感謝の気持ちを忘れないということは「今生きているこの瞬間で当たり前のことなんて一つもない」という遠藤先生のおっしゃった言葉とともに印象深く残っています。堂場に来るまでの私は常に周りと比較し自分を見失っていました。ありのままの自分を素直に認めようとせず、自分にないものを望み不平不満ばかりが口をついていたように思います。自分が多くの人に支えられているというまぎれもない真実に心から感謝の思いを抱くことができました。感謝の気持ちを持つことは食事に対しての考え方や意識を根本から変え物事に対する姿勢にも変化を及ぼすようになったと感じています。 自然の中で規則正しい生活を送ることで得られるものの大きさを感じないことはひと時もありませんでした。 自分がより良い人生を送るためのヒントが得られたのではないか、ここで学んだ多くのことはこれから先いつまでも大切な財産になると固く信じています。本当にありがとうございました。

 

沖縄県 T・Y